実は、キャンプにおすすめ!おしりにやさしい簡易トイレ
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実は、キャンプにおすすめ!おしりにやさしい簡易トイレ
キャンプがとても人気ですね。
密を避けながら安全に外出できるということで、より一層人気が高まっているのではないかと思います。
一人でゆっくり楽しむソロキャンプや、山だけでなく海でもキャンプが流行っているそうですね。
キャンプを快適に過ごすためのポイントはいくつかありますが、その中に必ずランクインするのはトイレのこと。
実は、簡易トイレはキャンプ愛好家の間でひそかに大人気になっています。
キャンプの時のトイレ事情と、簡易トイレについて今回はご紹介いたします。
キャンプ場のトイレ事情
近年のキャンプブームで、キャンプ場が大人気です。
コロナ禍の今年も予約が3か月待ちというところも珍しくありません。
新しいキャンプ場が次々オープンしたり、古かったキャンプ場がリニューアルオープンしていたり、空前のキャンプブームのようです。
キャンプ場を選ぶときに、何を重視しているかというアンケートを行った結果、このようになりました。
- 1位 管理が行き届いたトイレがあるか 52.4%
- 2位 水が確保できるか 26.1%
- 3位 温泉、風呂があるか 24.6%
トイレのことを一番に気にかけているという声が半数以上もありました。
キャンプ場のトイレ事情とは、どんなものなのでしょうか。
実は、トイレに問題アリのキャンプ場が多いから、気になっている
キャンプをした人のブログや記事を読んでいると、トイレについての話が必ずと言っていいほど出てきます。
新しいキャンプ場には整備されたトイレがあるのは当然なのですが、それほど新しくない場所は、事前に調べておかないと「現場に行ってみてびっくり」、ということがよくあるようです。
キャンプ場のトイレ問題、どんなことがあるの
ブログやネット記事から探したトイレの問題は、こんなものがありました。
・掃除がされていなくて、汚い
掃除頻度が低い、または、掃除がされていなくて野ざらし状態だったり、古くて水洗ではなく排泄物がたまったままになっているところもあるようです。
ニオイが強く、中に入れなかったという記事もありました。
・虫が多い
山や自然の中なので虫がいる環境ではあるのですが、定期的に清掃がされていないトイレには虫がたまりやすくなります。
夏場は特に増える傾向があります。虫に気を取られて落ち着いて用を足せなかったという声もありました。
・トイレットペーパーがない
備品を置かないというキャンプ場もあるようです
・電気がつかない、暗い
管理が行き届いていないため電球を変えていないというだけでなく、そもそも電気がひいていない場所であったり、または、トイレはニオイを避けるため離れた場所や奥まった場所に作られることもあるので草木が茂っていて昼間でも暗い場所ということもあります。
・遠い、離れている
テントを設置できる場所から、トイレが離れているということも多々あります。ニオイがテントのある場所に流れていくのを避けるためにそうなっていることもあるようです。
・トイレがない
山奥や海岸沿いといった場所でキャンプをする場合、トイレが備え付けられていないということもあります。キャンプ上級者で、本格的なキャンプを楽しみたい方は、そういった場所をご自身で選ばれることもあるようです。
キャンプブームで、きれいなトイレは増えているのです!しかし・・・
ここまでキャンプ場のトイレ問題を書いてきましたが、ここ数年のキャンプブームのために、トイレを改善したキャンプ場は増えていているのです。
出典 なっぷ
しかしここで、別の意見がありました。
「整備されたキャンプ場はホテルのようで、おもしろくない」
山奥や大自然の中でキャンプを楽しみたい方や、人の多い場所を避けてキャンプを楽しみたい方にとっては、整備されたキャンプ場では満足できないという方もいらっしゃいるようです。
それでは、大自然の中で本格的なキャンプを楽しんでいる方は、どうやってトイレを準備しているのでしょうか。
どうやって作るの?穴を掘って作る原始的なトイレ
山奥で本格的なキャンプを楽しむ方に、トイレをどんなふうに準備しているか聞いてみました。
テントを張る場所を決めたら、すぐにテントを張るのではなくて、まず最初にトイレの穴を掘るのだそうです。
自分で穴を掘る原始的なトイレを作る方法を教えてもらいました。
1.深さ15cmから20cmの穴を掘る。家庭菜園用の小さなスコップでも掘れる。
意外と浅めなのは、それ以上深いと排泄物の分解が遅くなるからだそうです。
2.用を足したら、すぐに土をかぶせて埋める。
埋める時間が少しでも遅かったり、かぶせる土が少なかったりすると大量のハエが寄ってくるので、注意が必要だそうです。
3.用を足したときのトイレットペーパーは、埋めずに持ち帰る。
トイレットペーパーは分解されるまでに時間がとてもかかるため埋めてしまうと環境汚染につながるのだそうです。
4.次のトイレの穴を掘っておく。
トイレに行きたくなってから穴を掘っていると、間に合わなくなるからだそうです。
環境に配慮しながら、衛生面にも気を付けながら、そして次のトイレのことも考えながらと、 こんなにトイレの準備が大変だなんて、思ってもみませんでした。
この先もキャンプを楽しむためのマナーなんですね。
キャンプ場にはこんな携帯簡易トイレがおすすめ
便座のあるタイプがおすすめ
野外で足元が安定しない場所で、しゃがんで用を足すのは難しいとの声がありました。
特に、小さな子供や膝の弱い方は注意が必要です。
また、周りに草や低木があるとそれが脚や体にあたってしゃがみにくいこともあります。椅子に座る便座のあるタイプがおすすめです。
排泄物を袋ごと燃えるゴミで捨てられるように、凝固剤入りのものを
可燃ごみで捨てられるものを選ぶと持ち帰らずに済み、環境にも良く衛生面でも安心です。凝固剤が入ったものは水分を固めてくれるので可燃ごみとして捨てられます。
軽いもの、組み立て式のもの
車に積んでいても邪魔にならないコンパクトで軽いものがおすすめです。
キャンプの時だけでなく、災害用にいつも携帯トイレを車に積んであるという方も最近増えているそうです。
おしりにやさしい簡易トイレは、この3つを満たしています。 着座タイプでありながら、可燃ごみで捨てられるという条件をクリアしているものはとても珍しいと、キャンプ愛好家の方からもご好評いただいています。
まとめ
キャンプ場は、整備されていないトイレがまだまだあるので、事前確認が必要
山奥や海岸沿いなどキャンプ場以外で本格的なキャンプを楽しみたい時は、簡易トイレがおすすめ
コロナ禍の今、密を避けて楽しめるレジャーとして注目されているキャンプ。
秋から冬にかけては、焚火を楽しめるということで、夏場と変わらない人気だそうです。
夏場と違うのは、気温が低くなるためトイレに行く回数が増えること。
ぜひ、おしりにやさしい簡易トイレをご利用いただきたいと思います。