避難施設にぜひ!当社が開発した「ダンボール簡易ベッド」
ひと家族ごとに、テントと簡易ベッド。
これが先月私がテレビで見た東北地方の地震で避難所の様子でした。
東日本大震災の時とは大きく様子が変わっていることに気が付き、感動しました。
プライバシーも衛生面もしっかり守られていて、その避難所に泊まられていた方のほっとした表情が印象的でした。
10年前に見た、大きな体育館で何十人もの人が雑魚寝していた様子とは大きく進歩していました。
今回は、ダンボール製の簡易ベッドと、弊社が開発した簡易ベッドについてご紹介いたいます。
目次
ダンボール製簡易ベッドがなぜ必要なのか
雑魚寝は、床の埃やウイルスを吸い込みやすくなるため、衛生的に良くありません。
医学会の呼吸器系分野でも、30センチ以上床から上がった場所で睡眠を取ることが推奨されています。
コロナウイルス感染の心配を避けるためにベッドが準備されたようです。
「簡易ベッド」と言えばパイプ式やクッション材の簡易ベッドを思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、ダンボール製簡易ベッドの方が優れている点も多くあります。
ダンボール製簡易ベッドのメリットについてご紹介いたします。
ダンボール製簡易ベッドのメリット
- 折り畳んでコンパクトにできるので、場所を取らずに大量保管できる
- ダンボールの間の層に空気が入っているため、冬の時期や寒い地域でも暖かい
- パイプ式などと比べると加工しやすいため、大量生産ができる
- ダンボールでできているため、安価で壊れてもすぐに他のダンボールで代用できる
- 不要になったら可燃ごみとして廃棄ができる
弊社の自信作。段ボールだからできた理想の簡易ベッド
避難施設はもちろん、介護や病院施設、工事現場などの仮設宿泊所のベッドに是非お勧めしたい、オリジナルの段ボールベッドを製作しました。
紙なのだからすぐ壊れるのではないか、
耐久性がないのでは
といったご心配をされるかも知れませんね。
梅花堂紙業の技術を集結して、段ボールの可能性を最大限に生かして作りました。
その結果、こんな簡易ベッドが出来上がりました。
梅花堂紙業のダンボール製簡易ベッドの特徴
- 構造を工夫しているため耐荷重700キロ
- ダンボールの弱点である湿気にも対策済み
- 土台が2つに分かれるため、よりコンパクトに収納できる
- ベッドとして使わない時は、土台を分けて2つのイスや机としても利用可能
- 仕切り部分がマジックテープだから簡単に着脱可能
- 寸法(ベッドのみ):幅900mm 奥行1800mm 高さ350mm
避難訓練で、介護施設でご利用いただいています
今年2021年春に、蒲郡市の避難訓練で採用していただきました。
その時の様子はこちら
https://news.yahoo.co.jp/articles/62824057c0b34f2a69e0530aa0afd7ad6c4e0d86
避難訓練で組み立てている様子を見ておくと、実際使用するときに安心していただけると思います。
また、現在介護施設でもご利用いただいています。
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