おしりにやさしい簡易トイレ」がよく分かる
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防災用備蓄に簡易トイレを入れて欲しいワケ~災害時の最新トイレ事情

こんにちは。段ボール製トイレの通販、スタッフの服部です。
みなさんご家庭の防災グッズの中に「トイレ」はありますか?

日本は災害大国です。
2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、2018年の大阪北部地震、2019年の台風19号による水害、と毎年のように災害で人々が困っています。

災害時には物資が不足し、ライフラインが使えなくなる可能性が高いものです。防災用の備蓄品では「水・食料」を最優先で準備されているでしょう。
しかし食べれば排泄をするのが人間です。
避難所の仮設トイレがあるから大丈夫と考えているかもしれませんが、実際には大変困ることになりそうです。

防災グッズと一口にいっても家族構成や避難場所によって揃えるべきものも違います。

いざトイレを買おうと探してみたら「処理セットだけのもの」から「本格的なポータブルトイレまで」あり、どれを選べば良いのか悩みます。

このブログでは実例を紹介しながら災害時のトイレ対策の重要性を解説いたします。
防災用トイレを選ぶ時のヒントになればと思います。

災害時に自宅のトイレは使えるのか

避難所の行かず自宅で避難生活を送る場合、自宅のトイレは使うことができるのでしょうか。

いいえ、使うことはできません。
便器が壊れたり、ヒビが入った事で座ることが出来ない状況が考えられます。

便器が壊れていないなら使えるのでしょうか?

こちらもやめておいた方が良いでしょう。

なぜなら、大地震のあとは排水管が破断する可能性が高く、流した汚水が逆流するからです。
戸建ての方はチェックをして排水管が壊れていたら即座に使用を中止しましょう。

(排水管チェックの方法はコチラ 熊本県益城町浄化センター https://www.town.mashiki.lg.jp/kiji0031166/index.html

マンションの場合はもっと深刻です。破断に気づかずトイレを流してしまうと、下の階のトイレに汚水が流れ込みます。そんなことになったらそれまで築いてきたご近所付き合いも水に流れてしまいそうです・・・。

参考 国土交通省 漫画「災害時のトイレ、どうする?(PDF形式:9,480KB)

参考 国土交通省 動画 国土交通省 災害時のトイレ、どうする?

大震災後のトイレ事情

次に避難所で生活や車中で生活する場合のトイレはどうでしょうか。

仮設トイレはいつ来るの?

3日以内にトイレを設置できた自治体は34%

東日本大震災の時は避難所に仮設トイレが行き渡るまでには数日を要しており、3日以内に仮設トイレが行き渡った自治体は被災地全体の34%しかありませんでした(日本トイレ研究所「東日本大震災3.11のトイレ - 現場の声から学ぶ」より)。

しかも3日以内ですから、当日に設置できた数はもっと少ないです。
それまでトイレに行きたくなった人は使えない水洗トイレに行ったり、土を掘って用を足したりしたそうです。

「いつものトイレ」に戻るのはいつ?

東日本大震災の上水、下水道管の仮復旧は約1ヶ月、
下水処理場、し尿処理場の仮復旧は3ヶ月を超えていたそうです。

避難所のトイレの様子

雪や雨が降り寒さが厳しく屋外の仮設トイレは使いづらいという意見が多数寄せられました。

仮設トイレは数が少なく、すぐに糞尿が溢れてしまい、回収するバキュームカー限られるのであっという間に使用禁止となったとか。使用できるまでガムテープで封鎖されていたそうです。

夜間は照明がないので真っ暗な中で用を足しにいかねばならないのは、想像すると怖いですね。

熊本地震においては、断水により自宅水道が使えないために公園などの公共トイレの利用がありましたが、水道が使えないのはこちらも同様。便器からは溢れるほどの糞便が溜まり、衛生上の問題も懸念される状況であったことが報告されています(「いがモバ・被災地の現実・メディアが伝えない熊本のトイレ問題」より)。

また、仮設トイレの多くは和式トイレである為、利用が困難な人たちのために、椅子をくり抜いてトイレにするなどの工夫が見られたとのことでした。

トイレを我慢すると起こるリスク

避難所のトイレは行くこと自体がストレスになりそうですね。

調べているうちに自分も「行きたくないかも・・・」と思いました。

トイレに行きたくない理由が一つでもあると、人は食事と水分の摂取を控えます。
そうなると人体には悪影響。様々な病気を引き起こします。
例えば血圧低下による体調不良、水分不足による脱水症状。
更には、下記のような病気となり最悪のケース死に至ます。

  • エコノミー症候群
  • ノロウィルスに感染
  • インフルエンザ等の呼吸器感染症
  • 脱水症状
  • 膀胱炎
  • 尿路感染症
  • 閉尿

人は1日どれぐらいトイレに行くのか

ここまで書いてきた通り、災害時にはトイレで大変困ることが予想されます。
健康な人の1日の排尿量は1000〜2000ml程度です。

膀胱の大きさは個人差があるので、
たくさん貯められるタイプの人で1日3〜4回(1回量約500ml)、
あまり貯められないタイプの人は1日7〜8回(1回量約250ml)トイレに行くことになりそうです。

自治体が用意する仮設トイレを待つ余裕なく、トイレに行きたくなることでしょう。

トイレの備蓄のススメ

トイレについて備えておくことはご自身と家族の健康を守ることに繋がります。

是非、簡易トイレの備えをして下さい。

簡単に組み立てられて、使用方法も簡単な製品だとストレスも軽減されます。

まとめ

災害後、自宅のトイレは使用できない

仮設トイレはすぐに来ない

避難所のトイレは不衛生になりがち

トイレを我慢すると体調を崩してしまう

トイレの備蓄は絶対不可欠

記事を書いた人

  • 服部綾子 梅花堂紙業株式会社

    名古屋市出身 30代 夫と息子の三人暮らし。
    仕事と育児のバランスが常に課題のワーキングマザー。
    段ボール・梱包材の製造メーカーである梅花堂紙業株式会社に入社して13年目。 ネット通販事業部に所属し梱包材についてのアレコレをブログで紹介。
    その傍ら、2019年より段ボール製防災グッズの社内プロジェクトに関わる。
    現在”おしりにやさしい簡易トイレ”の広報を担当し、
    災害時のトイレ備蓄の必要性や、簡易トイレの利用法に関する情報を発信している。

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